テニスばっかテニス馬鹿 テニスネタでまんがやイラスト描いてます。

左手の握力が低いので自転車は乗れません

ので移動は車か徒歩になります。

時間はあるので半径５キロ以内は歩くことにしました。




消費しろオレの体脂肪！！

入院１５日目



窓の外の桜が満開だ。

外出の許可が出てないので花見も病院の窓の外から・・・



検温の時間


「あー、こんないい季節なのに病院にカンズメなんて最悪だー」


「でもこの時期は傷の患部にはいいんですよ

冬は血管が収縮して縫合した部分によくないですし夏は汗が出て化膿しやすいですから。(´∀｀)」




この時期でラッキー(´Д｀；)　

今日は朝からウォーキング


目的地に到着



「パコーン」


「ポコーン」



早朝テニスの仲間たちがいい音させてる



いいなぁ


いいなぁー



自分はコートの外でエアーテニス（素振り）



リハビリの道はまだまだ長い

腹筋するのになんでカメラ目線やねん！

今日も区のスポーツセンターで腹筋＆背筋

やってると気になる機械が一つ


「JOBA]


ちょっと前に流行った乗馬体験出来る機械である

一台だけランニングマシーンの横に置いてあるのだが
ブームだったのも昔の話、今は誰も乗っていない



乗ってみたいな～、でも乗ったら


「あら、あのおっさんあんなのに乗って楽して体を鍛えようとしているわ～」



・・・・なんて思われそうだな～




・・・・まてよ



今、オレはケガ人だ


指には装具とガーゼがついてる




チャ－ンス！



「くそー、この左手がまともならベンチプレスだってガンガンやれるに

ちくしょー、しょうがないからJOBAにでものるか」



そんな顔で妙に左手をアピールしながらJOBAに乗馬(´∀｀)


ゆっさゆっさと１５分


なるほどお腹と背中と内ももの筋肉を使ってる気がする。

ヒンギスも乗馬をやってたっていうしテニスにいいかも




完治しても包帯巻いて乗ろうかな

入院１４日目



基本的に傷のある指は心臓より高い位置になければならないため肘はずっと曲げていた


はじめて腕を伸ばしてみた


肘の近くの皮膚の一部を移植したので少しつっぱる感じがする。

時間が経てば大丈夫なんだろうか？


これだとサーブのトスが上げにくい

基本トスは肘は伸ばして肩で上げる

でもバレーのトスは肘を曲げて上げてるよな。やってやれない事はないのか？


いや、そもそもトスを上げるときの

やわらかくボールを上げる

あの「フワっと」感がこの指で出来るのか？




病院のベッドの上でこんな事考えてる自分に少し笑えた


以外と元気だ

病院のリハビリ室に行く途中の駐車場の片隅で

入院中同室だった子を発見


「なにやってんの～？」



タバコ吸ってやがる！


「ダメだよ～先生に見つかったら怒られるよ」


タバコを吸うと骨折した骨のくっつきが悪くなる（らしい）ので入院中は禁煙なのだ


「急にケガして急に入院して急に禁煙なんて言われてもやめられませんよ止まりません」


まぁ昔吸ってた人間として分からんでもないが


「ほどほどにね～」と言って別れた



リハビリ終了後の帰り道




いい天気だな～


新緑がまぶしくて


暑くもなく寒くもなく


いい季節だなぁ～








ああぁーテニスがしてぇー！！





誰かオレにボールを打たせろー！！！




いかん禁断症状が・・・




リハビリの道はまだまだ長い。

入院１３日目


手首から固定するギブスは外されて指ごとに包帯が巻かれる

今まで不安だったことが確信に変わる




薬指の感覚がない




「神経は繋がっていますが感覚が戻るには時間がかかります
血流や肌の色はいいですから順調ですよ。ゆっくり治していきましょう」


今は先生の言葉を信じるしかない

今日は病院のリハビリの後、区のスポーツセンターへ

マットをひいて久しぶりにストレッチをしてみると・・・

あちこち痛い(´Д｀；)　

最近体のケアを怠っていたから当然と言えば当然だけど


ヒーヒー言いながら体を曲げたり伸ばしたり・・・・


これってある意味リハビリ？

病院近くのコンビニにはテニス雑誌は置いてなく

「ターザン」を買って読んでました。

ストレッチって大事ですよね

先生に質問してみた

「リハビリ的な意味でボールを触ってもいい？」

「ダメ」


秒殺(´Д｀；)　



リハビリの道は遠い・・・

入院１０日目



二度目の手術で皮膚と骨の移植を行う

短時間で終わるので局部麻酔でオペがスタート

「メス」


自分が分かるここまでで後は専門用語が飛び交いながら時間がすぎていく



しばらくして・・・・・・



「ハンマー」



・・・・・・ハンマー？




ハンマーって金槌？



って思ってるそばから





カンカンいってる！





麻酔が効いているから痛くはないけど



振動がゴンゴン響いてくる～！！




ヒ～～～エ～～～～(´Д｀；)




オペ終了後、看護士さんと話す

「もー生きた心地がしなかったですよ」


「足の骨とかだとボルトとか使ったりするんですよ。整形外科の先生って大工さんみたいですよね(´∀｀)」


笑えない(´Д｀；)　

昨日指から出ているピンを抜いてすべての傷口がふさがったので（指の中にはまだ残ってはいますが）

リハビリも次の段階へ


電気毛布の小型版のようなもので手を温めその後炎症を鎮めるクリームを塗りこむ


入院直後は怖くてまともに見れなかった事を思えばたいした進歩だ
（まだ少し血の気は引けるが・・・）


まだまだやるべきことはたくさんあるけど

焦ったってしょうがない

のんびり行きます

時の流れを巻き戻すことはできない。


過去の自分を悔やんでばかりいたって時間の無駄さ



大切なのは今、そして未来。



「過去」があるから「今」がある


「未来」につながる「今」にする。












７０キロを目標にガンバリマス(´Д｀；)

１０年以上前のものです。

レベル別とかはなく参加人数は５０人くらいだったとおもいます。


社会人になってからテニススクールで硬式テニスを始め

ボールを打つ楽しさを知った



草大会に出るようになって勝負の面白さ、怖さを味わった


大会常連さんと知り合いレベルの高いサークルに参加して
テニスの奥の深さを教えてもらった


勝つことの喜びを知り欲が出てもう一段階上の大会でも勝ちたいと思い練習しすぎて



ケガをして競技テニスはあきらめて



それでもテニスは楽しかった


仲間内のテニスでつまらないミスで笑って

まぐれのナイスショットで笑う

そんな週１回のストレス発散のテニスで十分満足していたのに



今の自分には絶対に出来ないことがある
（まぁ左手のジャンケンでグーが出せないとかその程度ですが）



そうなると出来ることはとことんやってやろうって気になってきた。




「１０年前の自分を超える」


これが今の目標です。

今日はリハビリの後に診察。

「骨の移植が必要かどうかはまだ微妙ですね。もうしばらく様子を見ましょう。」


続いて腱を固定していたピンを抜かれた。


麻酔無しで・・・（あまり痛くは無かったですけど）


「おしサバさん抜いたピン持って帰ります？」


「え？後でなにか必要になるんですか？」


「いえ、必要はないんですけど、記念に持って帰る人もいるんですよ(´∀｀)」





いらんわ！　(　ﾟДﾟ)



そんなもの見たら血の気がひくわ！！



リハビリの道はまだまだ遠い。

今までプロのショットの模写ってあまりやってなかったんですが


『目』が描けない・・・・


フォームは描けても


目が


アスリートの


勝負師の『目』にならない・・・・



難しいなぁ

自分は家でのネット通信はポケットWIFIなのですが。

最近のスマホのテザリングという機能があれば同じ環境になるのでは？


もし出来るなら携帯とポケットWIFIを一つにまとめて通信費を安く出来るかもと思い電気屋へ


販売員のセールストークを聞く

「もちろん家のPCでもネットできますよ。最新機種なら通信スピードもすごく早くて快適です。」


フムフムなかなかよさそうだ


すっかり買い替えモードで話が進む





パンフレットで料金プランをみていると




ん？



「あのこれってどういうことですか？」


「あー、これはですね通信データ量が一ヶ月7GBを超えると通信スピードが変わるんですよ」



「128kbpsって携帯メールができる程度の速さですよね、インターネットとか出来るんですか？」



「ご希望でしたら別途お申し込みいただければ追加料金することで引き続き高速通信が可能ですよ」




・・・・・これってパケット定額なのか？



結局買わずに帰宅



すこし遅くてもいいから完全定額のプランてないのかな？

入院７日目

レントゲンを撮る。

午後、先生が回診に来た

「やはり皮膚の移植が必要ですね。それと中指の骨のつきが悪いようなので骨の移植も一緒にやっちゃいましょう。」

３日後再手術確定





・・・・よろしくお願いします(´Д｀；)

今日からテニス用のリハビリも開始

腕立て伏せは指に負担がかかるのでNG

なので腹筋と背筋からスタート

市のスポーツセンターで20×3セット

焦らずいきます。

病院のリハビリ科は土日休みなので今日は自主リハビリ。

これを一日でもサボると途端に指が動かなくなる。

その固まった関節を先生がリハビリで曲げようとする時





メチャクチャ痛いのです(´Д｀；)

次回診察予約券を見ていると




ラジペン？


リハビリ科の先生に聞いてみる


「ラジペンってなんですか？」

「ラジオペンチのことですよ」


ラジオペンチ、略してラジペン・・・・

下町の町工場と同じ略しかたするんだ・・・・



いやな予感がする・・・・

「そのペンチで何するんですか？」

「おしサバさんの薬指に腱を固定する為のピンが出てるでしょ、それを抜くんですよ」




・・・・いやな汗が出てきた・・・・


「麻酔ってするんですか？」


「大丈夫ですよ『ピッ』って抜くだけですから、あっという間ですよ、
本当に『ピッ』ですから(´∀`)」




・・・・・・胃が痛くなってきた(´Д｀；)・・・・・

スライスのテイクバックでスロートだけでなくガットの部分まで触る形もあるのか。



新発見。

入院中もリハビリはしていたんですけど。

今までは指を曲げるだけの練習でした。

「おしサバさん今日からは握力を回復させるリハビリもしていきましょう。
まずはこれを握ってください。」


渡されたのは食器洗いに使うようなスポンジ・・・





なめんなよ！



こんなもの





かんたんに




ひねりつぶして・・・・



びくともしねぇ(´Д｀；)


リハビリの道は長くなりそうです。

入院６日目

立てるようになったので体重測定をすることに

・・・・ここ一年体重計ってなかった。

テニスも週１やるかやらないかでかなりメタボになってる自覚はあるが・・・・



・・・・84キロ・・・・・


・・・このままじゃ指が治ってテニス復帰しても膝が悪くなりそう(´Д｀；)

う～ん親指と小指だけだとショートカットが難しい

入院６日目

ジュースを飲むことを許可される。



「コーヒーはダメですよ。お茶や紅茶はもっとダメ。カフェインの入っているものはやめてください。炭酸もいけません。
それ以外なら大丈夫です。」


・・・・・

スポーツドリンクをちびちび飲みました。




これじゃあ点滴とかわらん・・・・

今日退院しました。ちょうど一ヶ月でした。

テニス仲間の皆さん、ネットの向こう側の皆さん

ご心配をおかけしました。

これからは入院日記もまだ少しネタも残っているのでそれも書きつつ
リハビリ日記もリアルタイムで書いていこうと思います。

入院５日目

トイレまでの歩行が許可される。

「久しぶりに立つとフラフラするかもしれませんから気をつけてくださいね。」


まさか～と思いながら起き上がる



フラフラした・・・

入院４日目

入院初日から看護士さんが指先の体温や血流の状態を指先の肌の色でチェックしていたのだが

今日は看護士さんと先生と


なんか機械をもったおっさんがやってきた

ベッドの横にその機械が置かれる。

大きさ的にはブラウン管の初代imacぐらいだろうか。
おっさんが機械の使い方を話しはじめた。


聞き耳を立てているとどうやらこれは血液中の酸素濃度を測る機械で自分がこれを使う第一号らしい。


サバをモルモットにするのか
まあいい、これからの医学の発展のため喜んで協力しようではないか



ここからが面倒くさかった・・・

なにしろ初めての機械だから看護士さんが交代する度に引継ぎで同じ説明を１から始めるのだ。

別に自分は聞いてるだけなので問題ないのだけれど
看護さんから看護士さんへの伝言ゲームが３時間ごとに始まった。





しばらくして・・・・


「あれ？」


看護士さん首をかしげる

え？なに？なんか変なの？容態が急変してんの？


ドキドキしてるともう一人看護士さんがやってきた

どうやら機械のセンサーの当て方の違いで変な数値が出る事があるらしい。

「大丈夫ですよ」
と笑顔で二人は去っていった。




・・・・が、



看護士の


「あれ？」は



心臓に悪い(´Д｀；)

入院３日目

まだベッドの上から動けず辛い日々

血液検査の為に看護士さんが採血にやってきた

「おしサバさんは両腕ともふさがっているので足から採血します。腕からのと比べると少し痛いですが我慢してくださいね。」

と言われたがそれほど痛くは感じなかった。

というか足の痛みより指の痛みのほうが大きくて気にならなった。

激痛を耐え抜いて入院２日目の朝がきた（ナースコールは２回押しました）

左手は手首からギブスで固定され包帯でぐるぐる巻きにされてまるでドラ〇もん
その手は心臓より高い位置になければならないのでベッドの横の金具で吊るされてる。

右手には点滴で痛み止めと抗生物質と血液が固まらない薬のローテーション。

ベッドも３０度までしか起こしてはいけないといわれ
まともに寝返りもうてない。

安静という状態が苦痛だということを初めて知った。

入院一日目

全身麻酔で夕方まで寝てたのだがそのまま就寝時間に突入。

電気を消す前に看護士さんが

「夜中に麻酔が切れると思うので痛くなったらナースコールで呼んでください、痛み止めの点滴を出しますから」


ここで漫画『モンキーターン』を思い出した。

競艇選手の主人公がレース中に負傷してしまい
神経を繋いだあと激痛に耐えなければならないとうシーンがあったのだ。

漫画の中の主人公は見事に耐え抜いた。
なら自分も耐えねばなるまい。

波多野に負けてなるものか！




３時間後・・・・ナースコール押してました・・・

だって痛いんだもの

ものすっごく痛い！！

漫画はフィクションだけどこっちはリアルだ
漫画の『リアル』よりリアルだ！


ここまで痛かったらナースコールを押してもいいだろ
いや押すべきだ
ナースコールを押すことは日本国民に与えられた権利なのだ！！


すぐに看護士さんがやってきた

「どうしました？」

「痛くなってきたので痛み止めをお願いします」

「あー、痛み止めはある程度間隔をあけないと使えないんですよ、あと２時間は我慢してください」






・・・・・・うそーん(´Д｀；)・・・・

今、だいたいこんな気持ち

怪我する前よりテニス上手くなってやる！！

麻酔科の先生にマスクをあてられ数秒後には意識が無くなり

目が覚めると手術は終わっていた。

時間を聞くと午後の４時、１０時間も手術していたのか。
先生ありがとうございました。

にしても全身麻酔というのはすごいなあ。本当に寝てる間に終わってしまった。


アメリカでは金さえ出せば歯の治療でも全身麻酔でやるというのを昔聞いた事があるけど

気持ちはわからんでもないなぁ

「一応全ての指の骨と神経はつながりましたが皮膚の移植が必要かどうか微妙なところです。経過を見ながら来週再手術する予定です。」







次は最初から全身麻酔でお願いします！

心の中で叫んだ

オペ室のベッドに横たわると体と左腕の間にタオルのカーテンが横切り視界を遮った。


腕の付け根付近にゴムチューブを巻きつけ思いっきり締め付けられる。

血液の流れが少なくなってきたのかだんだん腕全体が痺れてきた

自分の腕をまくらにして寝ていて起きたら痺れて感覚が無かった時のあの感覚だ。

局部麻酔も効いているので自分の腕が伸びているのか曲がっているのかもよくわからなくなった。

それでもなにかをしているは振動で伝わってきた。

切っているのか縫っているのか分からないけどなにかをしている。


ふと一人の野球選手を思い出した。

片腕でノーヒットノーランを達成した
メジャーリーガーのジム・アボット投手だ

人間やる気になりゃなんだってできるさ


ソフトテニスあがりの自分は片手バックだからグリップチェンジさえ出来れば問題ない

サーブのトスもなんとかなりそうだ

怪我したのが左手でよかった。
右手が無事なら漫画も描ける。


仕事復帰よりテニス復帰を先に考えてる自分に少しあきれながらオペは４時間を経過していた。


周りが静かになってきた。


終わったのかな



先生が自分に話しかけてきた。



「おしサバさーん、今から全身麻酔に切り替えますね」






・・・・マジ？・・・

病院に到着してから２時間は経っていた。

怪我の状態を聞き、これから行う手術の内容を聞く。

「薬指は状況によっては切断という処置になるかもしれません」

「全身麻酔を行った場合、万が一ですが万が一の事がある可能性があります」

（よく覚えていないが
「もしかすると死んじゃうよ」
的なことを言ってたと思う）


今の自分に選択の余地なんて無い
まな板の上のサバだ、先生のおまかせコースで煮るなり焼くなり好きにしてくれぃ

手術の同意書にサインし手術室に移動

局部麻酔からオペが始まった。

「上着が脱げないようなのではさみで切りますね」


夜勤で怪我をして救急車で搬送中

怪我をしているはずなのにあまり痛みはなく左手全体がジンジンと痺れているようだ

手が麻痺しているのか頭が麻痺しているのか

こういうのが脳内麻薬が出ている状態なのかな？

怪我をした直後に見たビジュアルと想像していた痛みのギャップに少し戸惑いながらも呼吸は荒くなっていった

今思えば不安を紛らわせる為に意図的に呼吸を荒くしていたのかもしれない。

「今から傷の確認をしますけどおしサバさんは見ないでくださいね」

救急隊員の人がそう言う前から目はつぶっていた。

只今入院中。おしサバです。

仕事中、不注意で左手の指を３本骨折してしまいました。
骨の移植やら皮膚の移植やらで退院まで時間がかかりそうです。

・・・のでWEBまんがのUPはしばらく出来そうにありません

代わりに入院日記でも書こうと思います。

・・・・右手だけで文字打つのめんどくさい・・・